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FreeBSDでpgk upgrage実行後にApache 2.4が起動しなくなった時の対処

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はじめに

FreeBSDでpkg upgrageを実行した後に、Apacheが以下のエラーを出力するようになって起動しなくなりました。


# apachectl configtest
Performing sanity check on apache24 configuration:
AH00534: httpd: Configuration error: No MPM loaded.

# service apache24 restart
Performing sanity check on apache24 configuration:
AH00534: httpd: Configuration error: No MPM loaded.

MPMモジュールの読み込み

出力されるエラーメッセージから調査すると、どうもMPMのモジュールが読み込まれていないようでした。

調べてみると、httpd.confにMPMのモジュールがLoadModule mpm_prefork_module libexec/apache24/mod_mpm_prefork.soが読み込まれておらず(元のファイルがどうだったか覚えてませんが)、これが原因のようでした。

MPMのモジュール読み込みの指定は以下3つのうちいずれかです。


LoadModule mpm_event_module libexec/apache24/mod_mpm_event.so
LoadModule mpm_prefork_module libexec/apache24/mod_mpm_prefork.so
LoadModule mpm_worker_module libexec/apache24/mod_mpm_worker.so

# cd /usr/local/etc/apache24
# grep mpm ./*
./httpd.conf:#Include etc/apache24/extra/httpd-mpm.conf
./httpd.conf.org:#Include etc/apache24/extra/httpd-mpm.conf
./httpd.conf.sample:#LoadModule mpm_event_module libexec/apache24/mod_mpm_event.so
./httpd.conf.sample:LoadModule mpm_prefork_module libexec/apache24/mod_mpm_prefork.so
./httpd.conf.sample:#LoadModule mpm_worker_module libexec/apache24/mod_mpm_worker.so
./httpd.conf.sample:
./httpd.conf.sample:
./httpd.conf.sample:#Include etc/apache24/extra/httpd-mpm.conf
./mime.types:application/vnd.blueice.multipass mpm
./mime.types.sample:application/vnd.blueice.multipass mpm

FreeBSDのpkgコマンドでApache24をインストールした場合、デフォルトではpreforkのオプションが有効になっているので、LoadModule mpm_prefork_module libexec/apache24/mod_mpm_prefork.soをコンフィグファイル内に記述し、起動するとうまくいきました。


# apachectl configtest
Performing sanity check on apache24 configuration:
Syntax OK

# service apache24 restart
Performing sanity check on apache24 configuration:
Syntax OK
Starting apache24.

おわりに

pkg upgrade実行前はバックアップを忘れずに。


AWS CLIを使ってAmazon EC2インスタンスを起動する

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はじめに

最近AWSを使う機会があり、よく触っています。
AWSは充実した管理画面があるので、WebブラウザからのGUIベースで簡単に環境を管理できます。ただ、Webブラウザ経由のGUIベースでAWS環境を管理するのもなかなか手間です。Infrastructure as Codeなんてのも流行ってきてますし、AWSの環境もコードで管理できるようにしたいです。

ということで、AWSにもAWSをコマンドラインで操作するためのツールであるAWS CLI(Command Line Interface)がありますので、CentOS 7.0にこれをインストールしてみました。

AWS CLIでAWSをCUIで使いこなすために、まずはインストール手順を記載します。

AWS CLI実行環境構築

公式手順を元にインストールを行います。LinuxではAWS-CLIのインストールのためにPython(バージョン2.6.3以上)が必要ですので、事前にインストールしておく必要があります。

AWS CLIのインストーラ取得

AWS CLI Bundled Installerを取得します。取得したファイルはどこでも良いので適当なディレクトリに設置します。


$ wget https://s3.amazonaws.com/aws-cli/awscli-bundle.zip

取得したファイルを展開します。


$ unzip awscli-bundle.zip
Archive: awscli-bundle.zip
inflating: awscli-bundle/install
inflating: awscli-bundle/packages/argparse-1.2.1.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/virtualenv-1.10.1.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/pyasn1-0.1.7.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/rsa-3.1.2.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/docutils-0.12.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/six-1.8.0.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/colorama-0.2.5.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/bcdoc-0.12.2.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/jmespath-0.5.0.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/python-dateutil-2.3.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/awscli-1.6.10.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/ordereddict-1.1.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/simplejson-3.3.0.tar.gz
inflating: awscli-bundle/packages/botocore-0.80.0.tar.gz
AWS CLIのインストール

AWS CLIのインストール先ディレクトリを作成します。


# mkdir /usr/local/aws

インストールを実行します。


# ./install -i /usr/local/aws -b /usr/local/bin/aws
Running cmd: /bin/python virtualenv.py --python /bin/python /usr/local/aws
Running cmd: /usr/local/aws/bin/pip install --no-index --find-links file:///home/dev/local/awscli-bundle/packages awscli-1.6.10.tar.gz
You can now run: /usr/local/bin/aws --version

/usr/local/binにコマンドがインストールされるのでPATHを通す必要があります。


export PATH=$PATH:/usr/local/bin
AWS CLIの初期設定

AWS CLIを実行するには、以下の4つの情報をAWS CLIを実行する端末側で設定する必要があります。

  • アクセスキー
  • シークレットアクセスキー
  • 接続先のAWSリージョン
  • 出力フォーマット

AWS CLIのconfigureコマンドを使うことで、対話的に設定できます。


$ aws configure
AWS Access Key ID [None]: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
AWS Secret Access Key [None]: XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
Default region name [None]: ap-northeast-1
Default output format [None]: json

AWS Access Key IDAWS Secret Access Keyにはアクセスキーとシークレットアクセスキーを設定します。アクセスキーとシークレットアクセスキーはAWSマネジメントコンソールから作成できます。IAMユーザを作って運用するのが一般的と思います。

region nameには利用しているリージョンを指定します。

output formatには、jsontabletextの3種類を指定できます。

aws configureコマンドを実行が完了すると、~/.awsディレクトリが作成され、その中に設定ファイルconfigcredentialsが作成されます。
configにはregion nameoutput formatの情報が、credentialsにはAWS Access Key IDAWS Secret Access Keyの情報が記載されています。

AWS CLIの動作確認

AWSコマンドを実行してみて、動作することを確認します。
以下では EC2インスタンスの一覧を表示させています。

EC2インスタンスの一覧を表示させる

$ aws ec2 describe-instances

2015年振り返り

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今年は転職したり資産形成に力を入れたりと普段と違ったことをやった年でした。

お仕事

思い返したくもないけどいろいろ大変だった。 今年もプロジェクトをいくつかやったけど、初めて新サービスの立ち上げをやった。といってもアサインされたときにはAWSを使うことが決まっててとりあえずインフラやれ、みたいなノリでブッ込まれた。まぁやったことないのにスケジュールはタイトで調査検証する時間もろくにとれず、開発要件もキャッチアップしきれず、さらにいろいろ政治的なゴタゴタに巻き込まれたりして死んだ。 わかってはいたけどAWSはオンプレ脳のまま構築したらいかんなというのはやってみて実感した。 ただ、仕事で社外のいろいろな方々と出会えたのは良かった。そういった方々と話をして、やっぱりただインフラだけをやってくだけなのはつまらないな~と思った。ユーザ企業にいながら自社のプロダクトへの関わりが少なくてダメだなというのは前々から思っていたけど、もっと自社のビジネスとか業務要件とか他所の部署のこととかアプリケーションとかもちゃんと理解していくと幅が広がってより良いシステム構築ができるんだろうなーというのをぼんやり考えながら数年前から考えていた転職するに至った。

転職

で、まぁいろいろあって転職を決意して転職した。 技術的には不安はあったけど、BtoCなWebサービスの運用をやることになって今のところ何とかやれてる(と思ってる)。

資産運用のお勉強

どうなるかわからないけど老後の不安はちょっと感じているので、投資というか資産形成について少しずつ勉強を始めて、ちょっといろいろやり始めた。

まとめ

来年はさらにで頑張りたい。

ブログを開設しました

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明けましておめでとうございます。

2013/1/1、いまさらながらブログを開設しました。

Tumblrなどほかのブログサービスの利用やレンタルサーバ、VPSなどでの運用などいろいろ考えましたが、別URLで試運転していたところ、無料でカスタマイズ性が高く、広告付与などもないBloggerを利用することに決め、2013年が始まったのを機に新規で立ち上げることにしました。
基本的に技術的なことに関してやったことなどいろいろ記載していくことになると思いますが、よろしくお願い致します。

FreeBSD 9.1-RELEASE で ZFS Root FileSystem 環境を構築する

CentOS 6.3にRails実行環境を構築する(Nginx+Rails+Unicorn+PostgreSQL)

CentOS 6.3のカーネルのソースコードを取得する

PostgreSQLのベンチマークツール TPCC-UVa を試す


HWの情報を取得できるdmidecodeコマンドが結構便利だと思った

CentOS 6.4へPostgreSQL 9.3のRPMパッケージをインストールする

さくらのVPSのCentOS 6.5でDockerをさわってみた

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